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疎遠でほとんど会ったことのない人の相続
~簡単な事例紹介(事例⑩)~
[相続関係]
被相続人 …叔父
相続人 …甥・姪
相談者 …甥
[相続財産]
自宅不動産、その他不明
[不動産の所在地・種別・築年数・現況]
東京都墨田区/戸建て/築43年/空き家
[状況]
亡くなった方は、相談者の叔父にあたる方で、相談者の父方の兄弟(長男)。
相談者の父親は既に亡くなっていますので、代襲相続人として、相続することになった。今回、役所から届いた連絡で相続があって自分が相続人であることを知った。
自宅財産があることは、役所から聞いてわかっていたがそれ以外の財産があるか不明。
墨田区の不動産を売却すれば3000万円程度にはなることが予想されるが、借金の有無によっては相続放棄も検討しなければいけないため、慌てて当事務所まで相談に来られた。
なお、相続放棄の期限は、自らが相続したことを知った時から3ヶ月ですので、役所の連絡があった時点から3ヶ月以内に判断しなければいけないため、急を要する事案です。
弊社にご相談にいらっしゃる方で、最近多くなっているのが今回のようなケースです。
被相続人と相続人が生前に交流がほとんどなく、被相続人の情報がほとんどない状態の相続です。
今回のご相談の相続人も被相続人の存在(叔父)は、父親に生前に存在を聞いていた程度で、面識はなく、亡くなったことも役所からの連絡で知りました。このような事情から、相続人は当然被相続人の生前の生活、財産状況を知る由もなく、相続手続きにあたり、そもそも相続財産を相続しても良いのか分からないような状況でした。
被相続人の戸籍の情報を辿っていくと、生涯独身であり、両親は既に他界しており、兄弟は相続人の父親1人だけであり、相続人は依頼者である相続人2人だけでした。
上記のような、被相続人と相続人の生前の関係が疎遠の場合に、気を付けなければいけない点は、相続財産の内容や状況、相続人が誰であるかです。特に相続財産の把握をすることは非常に重要で、曖昧なまま時間が過ぎてしまうと下記のようなリスクが生じる可能性があります。
・相続財産に借金が多額に存在し、それを相続してしまうこと
・金銭以外の相続財産の劣化
特に、被相続人が負債がある場合は、相続することにより相続人に多額の借金が出来てしまうので注意が必要です。相続は相続放棄をしない限り相続開始から3カ月の期間経過とともに自動で相続してしまいます。
今回のケースも被相続人と疎遠であり、相続財産の情報が不動産しかなかったため(役所からの連絡ですぐに判明)、相続するのか、相続しないのかの判断をなるべく急ぐ必要がありました。
そして、今回その判断を難しくしたのが、相続不動産でした。墨田区の戸建てということもあり、建物にはほとんど価値はありませんでしたが、土地が広く、かなりの高額で売却できるのではないかと考えられたからです。ただ、相続放棄の条件として、相続人は処分(売却等)に関する行為はできません。このような状況から、今回の手続きは相続放棄も念頭におき、慎重に行動する必要がありました。
まず、弊社の方で迅速に戸籍謄本等相続手続きに必要な書類を集め、それをもとに相続人に債務の調査、預金の調査を行って頂きました。そして並行して弊社グループの不動産会社に相続不動産が、どのくらいの金額で売却できるのかを調査しました(相続放棄も絡むため、売買になってしまうような行為は一切取らず)。
上記の調査の結果で、多額ではありませんでしたが少額の負債がみつかりました。そして預金の方はほとんどなく、不動産を抜かした預金、負債の相続をした場合は、相続人が負債を相続する結果になることが分かりました。しかし、不動産会社の調査により、売却すればかなりの売却金額になり、負債の完済も容易であることがわかりました。
今回のケースでは結果的に、かなりの金額の現金を相続することができました。更に、相続放棄の期間の3カ月以内に相続財産の調査から不動産の売却まで完了することができ、相続人にとって最高の結果となりました。
ただ、全てのケースでこのように上手くいくとは限りません。不動産が絡む場合は簡単に判断すると思わぬ落とし穴に落ちてしまう可能性があります。不動産は隣地が高く売れたからといって、同じような金額で売れるとは限りません。また、立地がよく、高値で売れる不動産だからといって、すぐに売れないこともあります(好立地な土地は、高額になるため売却までに時間がかかる)。そのような状況でも債権者は待ってくれず、支払いを先にしなければならないこともあります。
このように相続放棄、相続不動産が絡む手続きはリスクが多々あり、慎重にかつ迅速に進めていく必要があります。
なお、「相続の基本」「不動産売却」「孤独死の相続」についてもっと詳しく知りたい方は、当サイト内の全ての記事を網羅したこちらをご覧ください。ご自身の知りたい情報がきっと見つかると思います。↓↓
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