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事故物件を現況のまま売る

事故物件はそのままでも売れるの?

 事故物件となってしまった家の処分方法に困っている方は沢山いらっしゃいます。
頑張っても買主を見つけることができなかったり、どういった方法で売っていいかわからずに放置してしまっている方など様々です。

別の記事では、リフォームしてから売却したり、建物を解体して更地にしてから売却する方法について解説をしましたが(参考記事:事故物件をリフォーム後に売却事故物件を更地にして売却)、今回の記事では、事故物件に対して何らの手を加えることなく『現況のまま』売る方法について解説をしていきたいと思います。

 

そもそも現況のまま売れるの?

 事故物件の状況次第(事故の内容、築年数、立地など)にはなりますが、現況のままで売ることは可能です。しかし、事故物件ということを告知したうえで売却することになりますから、通常よりも売りにくくなることは間違いありません。≫孤独死があった家は売却処分できるのか

それは、自分が買主になることに置き換えて考えていただければわかるかと思いますが、人生最大の買い物をするタイミングでリスクを負うことは誰だって避けたいもの。たとえ安かったとしても、本当にその事故物件を買っていいか躊躇ってしまうのは仕方がないことだと思います。

家を買うためには、必ず実際の家を見てから購入すると思います。
はじめてその事故物件を見たとして、自分が第三者だったら果たしてその家を買えるのかどうかを、まず考えてみてください。

長期戦を覚悟する

 事故物件を売りぬくためには、長期戦の覚悟も必要です。

インターネットで類似する物件があれば、どうしても事故物件は敬遠されてしまいます。タイミングがあえば、自分が売りたい希望条件にあった買主が現れてくれるかもしれませんので、時間を味方につけてじっくりと買主が見つかるのを待つしかありません。

どれくらい時間がかかるのかわかりません。
買主が見つかるのが1年後かもしれませんし、もしかしたら5年以上かかるかもしれません。仲介に依頼をして反響を待つのは精神衛生上よくはないかもしれませんが、待つことで売却を成功させるのです。≫事故物件でも売れるか

ただし、事故物件が火災で焼失した場合など、あまりにも外観上悲惨なケースでは放置することはやめておくべきです。
景観上で近隣住人に不快な思いをさせることになりますし、近隣の資産価値にも影響を及ぼすこともありえます。また、建物が倒壊すれば人的被害が起きてしまうこともありえますから、そういった場合には更地にするなどして早期処分をされるべきだと思います。
事故物件を取り壊して更地で売る

なるべく早く売却したい場合は

 なかなか売れずに待っているだけというのは、実際にやってみると精神的に辛いものがあります。
どうしても待つことに抵抗がある場合には、買ってくれる個人買主を待つのではなく、不動産業者に買い取ってもらう方法も検討されるといいと思います。

不動産業者の場合には、事故物件が現況のままであっても金額の折り合いさえつけば気にせず購入してくれますし、何よりも早いです。
買い取りをする不動産業者は都市部であればいくつかあるはずですから、自分が依頼をしている仲介に頼んでひとつひとつあたってもらうのがいいと思います。
いくつか不動産業者にあたれば、買取価格の相場というものが見えてくるはずですから、その金額に納得ができたら売ればいいだけです。

事故物件の売却は、どうしても遺産相続と並行して考えなければいけないところがあります。
事故物件がなかなか処分することができないと、遺産分割も完了せずに伸び伸びになってしまいます。他の相続人の気持ちもあると思いますので、なるべく早期に売却して気持ちに整理をつけたいのであれば、不動産業者に買ってもらう方法がベストかもしれません。
不動産業者にも敬遠される事故物件

事故物件を現況のまま売るメリットとは

 事故物件を現況のまま売るメリットは、なんといっても手間や費用をかけずにスムーズに手を放すことができることです。

これは事故物件を相続してしまった方にしかわからないことかもしれませんが、「事故物件を所有している」というだけで頭の中で不安を抱えたり、気持ち的に落ち着かなかったりするものです。
近隣の目もありますし、何とかしなければいけないというのはわかっていたとしても、なかなか動き出すことができないのです。

もしなるべく手間や費用をかけずに事故物件を処分をしたいと考えているのなら、現況のまま買い取ってくれる方を探されるといいと思います。
相続した事故物件売却の流れ

現況のまま売るデメリットは

 反対に、事故物件を現況のまま売るデメリットというものも存在します。

事故物件に何らの手を加えることなく売却するわけですから、買い手を見つけるのに時間がかかってしまいます。また、売却後に自分(相続人)が知らない瑕疵・欠陥が見つかることがあります。
通常、不動産を売却する場合には、1年程度の瑕疵担保責任(契約不適合責任)をつけることになりますので、後々に見つかった欠陥等のトラブルには売主が対応しなければいけないことになります。

事故物件の売却に総じて言えることは、売主本人(相続人)がその物件自体に詳しくない、ということです。
自分が住んでいたのであれば、不具合等は承知しているものと思いますが、事故物件の場合は相続してはじめて家の中に入ったということも珍しいことではありません。

もし、現況のまま売却して後々の責任を負いたくないのであれば、不動産業者に対して契約不適合責任を免責にして売却される方が、不安をかかえることがなくなるのでいいかもしれません。

現況のまま売却するのがお勧め

 ここまで事故物件を現況のまま処分する方法について説明をしてきましたが、総合的に考えてお勧めできます。
理由としては明快で、費用など一切かかりませんし、どんな状況の事故物件だったとしても現時点の現況のまま買ってくれる方を探すわけですから、古い家を再生する知識や経験もいりません。リスクもかかりませんので、とりあえずは最初の段階では現況のまま買ってもらえる人がいるのか探してみて、それでも買い手が見つからなければ、更地にしたりリフォームするなどしてチャレンジしてみたらよろしいかと思います。

ちなみにですが、当事務所が過去扱ってきた事故物件の大半は現況のまま売ることで処分に成功しています。

なお、「相続の基本」「不動産売却」「孤独死の相続」についてもっと詳しく知りたい方は、当サイト内の全ての記事を網羅したこちらをご覧ください。ご自身の知りたい情報がきっと見つかると思います。↓↓

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